Book

本のレビュー「強くなる本」 著:岡本太郎

イントロダクション

こんにちは!プロダクトデザイナーのTANUKIです。


このサイトは、会社員デザイナーのキャリアアップのために、転職や昇進に必要なスキル向上に注目しています。本を読むことは、専門知識以外にも多くの面で有益であり、読書の継続を推奨します!ここでは、要約ではなく、どのように役立つかを中心に本を紹介したいと思います。

本を読むことは、著者が時間を掛けて得たものを短時間でインプットできる大変な時短です。キャリアアップやライフハックに必ず効きます。もっと時短したい、作業しながら本を読みたい場合はオーディブルで聴くのもひとつかもしれません。

本の概要

今回は、「強くなる本」 著:岡本太郎です。発行されたのは2022年です。一言で言うと強い気持ちにしてくれる本です。有名な芸術家の岡本太郎さんの言葉を一冊にまとめた本です。岡本太郎さんは「太陽の塔」大掛かりな作品や「芸術は爆発だ!」という発言でも有名です。まさしく一世風靡した芸術家で好きな方も多いのではないでしょうか?

ちなみに私も大好きです。大阪の「太陽の塔」に足を運んだこともありますし、相模原の「呼ぶ赤い手・青い手」など街中で見ることができる作品を見かけるとなんだか得した様な生き生きとする感覚得られるのが好きです。本書も同様の効能がある様に感じた次第です。

美術関係で言いますと、以前レビューした下記の平山郁夫さんの本もスケッチへの取り組み方などデザイナーや美術関係者には技術を高めていく上で強くなる本でしたのでご興味があればそちらもご一読ください。下記掲載しておきます。では岡本太郎さんに話を戻していきます。

Reading
本のレビュー「新版 平山郁夫 私のスケッチ技法」著:平山郁夫 解説:村木明 イントロダクション こんにちは!プロダクトデザイナーのTANUKIです。 このサイトは、会社員デザイナーのキャリアアップの...

「サプリメント感覚でつまみ読みしていける」

本書の構成は3章構成で「第1章それでも生きていく」「第2章他人の眼を気にするな」「生きることが芸術だ」と続いていくのですが、章の間で流れがあるかと言うとどちらかといえば様々な発言を分類して章にまとめたと言う印象なのでどこから読んでも内容が入ってくる構成になっています。章の中はというと、さらに通しの物語性はなく半ページから数ページに及ぶ岡本太郎の考えがショートショートの様に綴られています。まさにサプリメントを手に取りポイっと飲む様に自分の気になった部分から読んでいける栄養本です。ただし、内容は次に書く通りお手軽ではなく、強烈です。

「強烈」

まず、最初の一つ目のから凄いですよ。書き出しは「人生即闘いだ。」です。闘う姿勢を貫き決意と災いさえも恋人の様に受け入れる高貴さを宣言されています。これを読んでどういった感想を持つのかは読者に相当委ねられると思います。限定的な範囲や前提がないメッセージが多くその分シンプルでだれにでも突き刺さる言葉になっています。

また他のページでは「成熟すること」について語られている一説があるのですが、一般的には成熟することは良いことの様に捉えられることがほとんどだと思います。しかし、著者は「成熟なんて信じるな」と銘打って、経験や慣れによる付加されたものは不純で、ピュアに幼子の様に情熱や遊び心を持ち続けたいと言う信念が綴られています。一般常識をそのままただ受け入れるのではなく自分でしっかり考えて理解しろと言われている様で非常に強烈に読者に迫ってきます。

ひとこと感想

影響され過ぎると生きにくくなりそうだけど、強烈に勇気をくれる本でした

まとめと次の読書に向けて

「強くなる本」 著:岡本太郎は読了まで4時間程度でした。
各項目は短いのですが、内容の咀嚼に時間を要してしまいました。特に短い言葉の方がどういうことなのか考えさせられる時間をとった様に思います。著者が強烈に生きた中で紡いだ言葉をもとに自分にとってはどう言うことなのかと考える刺激のある時間を設けてくれる本でした。何かの折にヒントになりそうな部分を拾い読みしても良いでしょうし、ぜひ、皆様もお手に取っていただければ幸いです。