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本のレビュー「世界でビジネスするホリエモンの英語術 英語の多動力」著:堀江貴文

イントロダクション

こんにちは!プロダクトデザイナーのTANUKIです。


このサイトは、会社員デザイナーのキャリアアップのために、転職や昇進に必要なスキル向上に注目しています。本を読むことは、専門知識以外にも多くの面で有益であり、読書の継続を推奨します!ここでは、要約ではなく、どのように役立つかを中心に本を紹介したいと思います。

本の概要

今回は、『世界でビジネスするホリエモンの英語術 英語の多動力』著:堀江貴文 を読んでみました。発刊された2018年当時はTOEIC学習中で読もうかなと迷った本でした。しかし、時間も惜しんで学習していた私は本を読むことをやめていました。しかし、今読んでみると、、、本の中にはすでに今話題のAIやニューラル機械翻訳などの話題が挙がっており、当時から知ってればなと惜しく感じることも多いです。お仕事おスキルアップや資格取得の勉強ばかりしても世間のアップデートに敏感でないのは損をすると実感します。

本サイトではTOEICと転職についての話題に触れる記事もありますが、この本では英語を活かして外資系に行く人も多いが損だということも書いてありました。私ももし読んでいたら転職せずに純和風企業に残っていたかもしれません。確かに本にある通り、外資系企業では

「TOEICの点数あっても絶対にレア人材になれない」

本当にTOEICの高得点どころかネイティブレベルでも「普通」にレイアウトされるだけなので本の中でも理想の場所よりも自分の価値を最大化する場所がお勧めされている。そういった英語学習の心構えだけでなく、学習した後の実用的な考え方にも及んでいるので勉強中の方も、勉強後の方も学びがありそうです。英語を勉強前の方はモチベーションが上がる様な内容が盛りだくさんです。

40代 TOEIC 800点 転職エージェントからのスカウト 現在は800点ある私ですが、10年前は390点でした。そして40歳を過ぎてからTOEIC800点取得後に転職エージェントや企業から...

ホリエモンの本の特徴としてお馴染み、読み易いです。各章のタイトルは大きな字だし、重要なことは太字、章末には「POINT」として一言でまとめを書いてある親切設計で非常に読み易いです。

具体的に何がわかるのか?

普段からホリエモンの動画は良く見ているので、古い考え方に縛られない発想は聞きなれていたのですが、英語学習の文脈で読むと実用的に思えた点でした。考え方の応用の仕方が具体的になる感じです。きっと英語を学習したいと思っている人なら、この本で得た考え方の活用方法が思い浮かぶと思います。

もう一点、分かったことは2018年8月の本で、今よりもAIは話題になっていない時点からAIが来ることを分かっていた人が「英語を避けて通る道なんてない」と仰るのだからきっと避ける道はないんだなぁと思います。恥ずかしがらずに話すことや失敗を重ねることを勧める教えは確かに「多動力」を手にする第一歩の勇気を与えてくれます。

本の中には、下記の英語を使って活躍する専門家へのインタビューが掲載されています。

  • 村上憲郎(元Google日本法人名誉会長)
  • 坪谷ニュウエル郁子(東京インターナショナルスクール理事長)
  • 藤岡頼光(QQ English創業者)
  • 三木裕明(映画プロデューサー)
  • 竹林朋毅(某ラグジュアリーブランドCEO)
  • イムラン・スィディキ(コペル英会話校長)

村上憲郎さんの「40代でも遅くない」は大いに励まされましたし、QQ English創業者の藤岡頼光のインタビューであの昔街中でよく見かけたバイク便の「QQ便」を経営されていた方でQQ EnglishとQQ便は同じ人の会社!?とは本当に驚きました。英語がビジネス拡大や自身の可能性を大いに広げてくれることの成功例は非常に興味深かったです。

ひとこと感想

「前の会社に居たほうが、レア人材でいられたかもなぁー」(笑)

まとめと次の読書に向けて

『世界でビジネスするホリエモンの英語術 英語の多動力』はとにかくサクサク読める本で二時間弱でした。本当に読書が時短になることを感じます。皆様も一度手に取ってご覧ください。