こんにちは、40代の転職希望者の皆さん。新たなキャリアチャレンジを考える際、転職先企業の文化や風土を知ることは重要です。今回は、転職先企業の文化を知る方法についてお話しします。
1. 公式ウェブサイトの調査
まず、企業の公式ウェブサイトを訪れてみましょう。企業のミッション、ビジョン、価値観、歴史などが記載されています。これらの情報を通じて、企業の基本的な文化や方針を把握できます。
理想としている企業風土を記載している場合もあり、実際と異なる場合もあるかもしれませんが変わっていきたいからこと新しい人を求めている場合もあります。素直に受け止めて自分の目指す姿と合致するか検討しましょう。
2. 社内のビデオや写真
ウェブサイトやソーシャルメディアには、社内の雰囲気や従業員が働く様子がビデオや写真で共有されていることがあります。これらの視覚的な情報を通じて、職場の雰囲気や人々の様子を窺うことができます。
あまりにも自分との乖離があると馴染めない可能性もあります、例えば自分は文化系でプライベートに時間を割きたいのに社内パーティが多く、同僚との活動が多いとライフスタイルが合わず、再度の転職を余儀なくされる可能性があります。
3. 従業員の声
求人サイトやOpenWork、転職会議などには、従業員からの評価やレビューが掲載されています。実際の声を参考にすることで、社内の雰囲気や働く環境についてのリアルな情報を得ることができます。
こちらは登録が必要なのですが、ぜひ採用通知が来て悩んでいる際には登録して確認しておくことをお勧めします。ただし現職で勤めている人の意見なのか、遥か昔に退職した人の意見なのかはチェックしましょう。
情報が古く、かつての低迷期や黎明期の一時的な激務や待遇低下を語っているものもありますので、口コミ記入者の退職時期や複数の口コミから判断することが大切です。
4. 企業イベントやセミナーへの参加
企業が主催するセミナーやイベントに参加してみましょう。これによって、企業の文化や価値観を直接体験することができます。また、社員と交流することで、リアルな情報や印象を得るチャンスも広がります。
大手が多いかもしれませんが、独自のイベントを開催している場合があります。
具体的には、京セラでは「KYOCERA BIZ TECH FORUM」、Canonでは「Canon Expo」などです。また、国際展示場などで行われる商談イベントでは比較的小規模な企業も出店している場合もあるのでそういった展示会、商談会に参加し様子を伺うのも手です。
5. LinkedInなどのプロフェッショナルネットワーク
LinkedInなどのプロフェッショナルネットワークを活用して、企業の従業員とつながりを持つことで、直接的な情報や体験談を聞くことができます。
- 1.公式WEBサイトは企業のありたい姿として、自分にマッチするか確認
- 2.SNSに上がっている社内ビデオなどで自分のライフスタイルとの乖離を確認
- 3.企業の口コミサイトは入社意思決定前に確認 ただし、口コミの時期と複数の意見を考慮
- 4.イベントを通して勤めている人を直接みる
- 5.LinkedInなどを通して実体験を聞く
しかし、いくら情報を集めたとしても、実際に転職先企業で働いてみないと分からないことも多くあります。転職は大きな決断ですが、最終的な判断はあなた自身の感覚や直感も大きく影響します。情報を得る一方で、自分の価値観や目標に合うかを考えることも大切です。
40代の皆さん、新しいステージへの転職を考える際は、転職先企業の文化や風土を知ることを忘れずに。様々な情報を活用し、自分に合った環境で輝く未来を描いてください。