Career/Job Change

プロダクトデザイナーの場合に「35歳転職限界説」は本当?

皆さん、こんにちは!今回の記事では、40代転職希望者の皆さんに向けて、35歳転職限界説について実体験を元に、新たなキャリアに飛び込む勇気を持つお手伝いをします。実際、私も42歳で転職を果たしました。それでは、35歳以上での転職は可能なのか、その真実を探ってみましょう。

35歳以上でも転職は可能です。

結論ですが、私の実体験の通り40代でも転職可能です。もっというと50代後半で転職されたケースも身近に多くあります。本当に普通の人です。多くの人が40代になると、ポテンシャル採用が難しくなり、特に20代や30代の若手と競争するのは一層難しく感じることでしょう。しかし、35歳以上の転職には独自の価値があります。以下はその理由です:

  1. 専門性と経験の蓄積:長年のキャリアで培った専門知識と経験は、新しい仕事で大いに役立ちます。あなたの専門性は、企業にとって貴重な資産となります。プロダクトデザイナーや各種デザイナーであれば何かしらのスキルを持っていると思います。素材の知識や3Dの知識、コンセプト立案など偏っていても良いので自己分析から強みを導き専門性と経験を武器に自分を売り込みましょう。この部分は年齢に関係なく、むしろ歳を重ねている方が有利だと思います。
  2. リーダーシップ力:40代の多くの人々は、リーダーシップの経験が豊富です。チームを指導し、問題を解決し、戦略を立てる能力は、組織において高く評価されます。こちらも作業者としての入社も考えられますが多くの場合、リーダーや職制として求人が出ていることが多いと思います。ご自分で手を動かした話もあっても良いですが、どちらかというと「人やモノ、お金」を使って何を成し遂げたか?を語れることが大切です。

スキル無しの場合は?

ここまで読み進めると普通の人と言っても上記の「専門性」や「リーダーシップ」が必要となりますが、自分にはスキルが無い!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その場合は次の章で紹介する転職エージェントに登録し、サポートを受けることによって今までのキャリアで培ってきたスキルや経験を客観的に抽出してもらうことができます。是非相談してみてください。

ここからが、私独自の意見ですが、スキル無しの場合に、いやスキルがあっても現代の日本社会においては絶大な効果があるのが「TOEIC」です。

つまり英語になりますが、年収が上がれば上がるほど募集要項に「TOEIC 800点以上」や「ビジネスレベル英語」などの記載が増えます。これは転職サイトで登録しないと募集要項を確認できない募集案件もありますが、登録後年収の高い募集を確認してみてください。逆にいうとスキルがなくても英語ができるだけで「おお、すごい」となる日本の会社はまだまだあります。とくに若い世代には英語ができる人も増えているでしょうが、40代以上ではまだ少ないので有利に働きます。

「ハロー効果」という一部の特徴的な印象で全体の印象が良く見えてしまうことを言いますが、TOEICの高得点は「ハロー効果」が見込めます

そしてここからが味噌なのですが、TOEIC800点を私は40歳で取得しました。取得した結果、英語力がものすごいかというとそうでも無いのです、、、つまり評価が良い割にハードルは低いと言えます。800点取得程度では英語圏の大学に行くとか、海外営業として働くというレベルには達しないと思います。是非スキルがない方はTOEICの学習に目を向けてみることをお勧めします。今まで見向きもしてくれなかった企業から声が掛かったりします。

英語学習についても記事を書いていますので是非ご参考にご一読ください。

40代 TOEIC 800点 転職エージェントからのスカウト 現在は800点ある私ですが、10年前は390点でした。そして40歳を過ぎてからTOEIC800点取得後に転職エージェントや企業から...

転職エージェントへの登録が成功への近道

40代での転職を考えるなら、転職エージェントの力を借りることをおすすめします。転職エージェントは、あなたのニーズに合った求人情報を提供し、面接のアドバイスから交渉までサポートしてくれます。以下は、転職エージェントへの登録が成功への近道です:

  1. 目標設定:どのような職種や業界を希望するかを明確にしましょう。転職エージェントは、あなたの目標に合った求人情報を提供するためにそれを知る必要があります。
  2. 履歴書と職務経歴書のアップデート:自己アピールを高めるために、これらの文書を最新化しましょう。エージェントはこれらの情報を通じてあなたのアピールポイントを企業に紹介します。書類は予めエージェントに添削してもいらうのが良いでしょう。
  3. 面接の準備:転職エージェントは面接のアドバイスを提供し、成功への道筋を示してくれます。練習面接を行って自信をつけましょう。実際、私はエージェントに面接の練習をしてもらい指摘を受けて改善して採用に至りました。
  4. エージェントのサポートを受ける:転職エージェントは求人情報の提供だけでなく、交渉や契約の段階でも力強いサポートを提供してくれます。現職の退職交渉のフォローや転職先との給与交渉もしてもらったことがあります。結果、すんなりと会社を辞められ、次の会社にも希望以上の条件で採用してもらうことがでいました。

転職35歳限界説を覆す 3つのポイント

  • ポテンシャル採用は少ないが、40代以上の経験やスキルを求められる募集は多い
  • 自己分析をして自分の強みを見出せば、経験年数が多い分PRできることも多い
  • TOEICの高得点があればより、声が掛かりやすくなるのでお勧め

40代での転職は可能です。専門性と経験、リーダーシップ力を活かして新しいキャリアに飛び込みましょう。自分では気づけないPRポイントを転職エージェントのサポートを受けることで、応募企業の求めるものとして提示できることもあります。自分の気になる年収や待遇の求人情報はどのような経験やスキルが求められれているのかを知るために転職サイトに登録してアカウントを作っておくのも成功への道が一層開けることでしょう。ぜひ、自分の未来を切り拓く第一歩を踏み出してみてください。