Career/Job Change

プロダクトデザイナーが避けるべき転職活動 5つの無駄

在職中の転職活動は忙しいものです、余計な作業やアクシデントは避けてより短期間で転職を済ませたいものですよね?今回はそんな忙しい時に減らしたい無駄を5つお知らせします。プロダクトデザイナーだけでなく、他の職種にも参考になると思います。

どの転職エージェントに登録するかを悩まない!


転職エージェントがもたらす求人情報の収集は非常に有効です。しかし、ネットで検索するとさまざまな転職サイトやエージェントの紹介記事や膨大な情報から自分に合ったエージェントはどこかな?と迷ってしまいます。ここで、二つの悩んではいけない理由をお話しします。

1つ目は「高収入を狙いたいなら〇〇」「40代なら〇〇」など書かれていますが、実際にはさまざまなエージェントがサイト内に在籍しており、どのサイトに登録しても同じ人から声を掛けられたりもします。つまりどこに登録してもまずは良い!と思います。

2つ目はどこのサイトも登録する内容がほぼ一緒なので、1回どこかでエイヤ!とやってしまえばあとはコピペで良いのです。そうですよね、自分の職歴がサイトごとに変わることはありませんから。1回登録してみて自分に合った求人が来ないなぁと思ったら別のサイトにも登録してみることをお勧めします

転職活動をしていることを誰にも言わない!

転職サイトに登録して、スカウトが来ると嬉しくなって人に言いたくなることもあるかと思います。しかし、ぐっと踏みとどまってください。あなたはまだ在職中であり、転職活動をしていることが評価や人間関係に影響してしまうかもしれません。まだ、この段階では転職すると決まっている訳ではありませんので現職に残ることも考慮して無用なトラブルは避けましょう。また、多くの転職サイトには自分の経歴を表示しない企業が選べる機能がありますので自分の勤めている会社や関連企業には表示しない様にしておくことをお勧めします。そうしないと、転職サイトの情報を通じて取引先の部長から職場の上司に転職活動をしていることが伝わるなんてこともあります。

時間がないことを他責にしない!

これは、心の持ち様ですが本当に大切です。早く仕事から帰って転職活動に専念したいのに、残業をしなければいけない時など「あの人がもっと手際良くやっていれば、、、」「直属の上司がその上に根回ししていないから手戻りが、、、」など恨み言をこさえるとキリがありません。そうやって恨み言を考えていると残業自体も進みが悪くなりますし、帰ってから転職活動に掛けられる残り時間の少なさから腹を立てて作業効率が悪くなったりするものです。他責ですと自分に責任がないので自分では変えようがありません。一方同じ状況でも「自分から情報を取りに行くことが足りてなかったから残業になったな、今度は気をつけよう」と考えると残業も自分ごととなり進みやすくなります。また帰った後の時間も残り少なくなっているでしょうが、恨み言を考えずに「10分だけでもやろう!」と前向きになれます。残業以外にも、子育てや体調不良、ライフイベントなど様々に時間を奪われる原因はありますが、他責にせず自分ごととして捉えて気持ちよく転職活動に短時間で挑みましょう。

準備をし過ぎない!

転職活動のやることを調べると、本当にたくさんのやることが出てきます。多いのが自己分析や履歴書の書き方です。しかし、これらはいくら調べたところで正解はありません。転職活動を進める中でダメだったら修正するしかないのです。準備ができてから応募しようなどと考えていると自分の市場価値把握するまでに時間を使い過ぎてしまいます。1回も試合に出ずに練習だけを繰り返して、試合に出ない人にあなたならなんてアドバイスしますか?「試合に出て、実戦を体験しながら練習した方が良いよ」と思いませんか?同じだと思います。

一旦は現在の自分でできる限りの内容で転職サイトの履歴や職務経歴を埋めて、転職エージェントと面談してアドバイスを受けると良いと思います。そして早く、企業の面接を受けて失敗をして修正できる部分を見つけることが大切です。

下記は最初の面接までの目安です。時間で区切って進めてしまいましょう。60%の状態でも前に進むことが近道です。

  • 今:転職サイトに登録しましょう
  • 〜1週目:履歴や職務経歴書をできる範囲で修正しましょう
  • 〜2週目:転職エージェントからコンタクトがありますので面談をして書類等のフィードバックを受けましょう
  • 〜3週目:エージェントのフィードバックを修正し、企業へ応募しましょう。
  • 4週目以降:応募を繰り返し、書類や面接での修正点を改善していきましょう

転職活動を忘れない!

英語を勉強しよう!早起きをしよう!と決意をしたけれど、数日後にはすっかり忘れているなんて事ありませんか?そうなんです、夢などやりたいなぁと思ったことも放っておくと忘れてしまうことが多いのです。同じく収入アップや漠然としたキャリアの頭打ち感から転職しようと意気込んだものの、現職の忙しさや飲み会、子育てなどのことでどんどん転職活動をする時間がないという意識はおろか、転職そのものを忘れて随分経ってから思い出し自己嫌悪に陥るなんてありがちです。

やっていなかったことを、やり始めるには大変な労力が必要です。上述の「準備をし過ぎない!」にもつながりますが最初から多くの時間を転職活動に使うのは習慣化が難しいです。行きたい業種や企業の記事や製品を目に入るところに置くなど、忘れない工夫をしましょう。

また履歴書を書くなどの作業は「10分でもいいからやろう!」というのが大切です、手をつけてしまえば意外と集中して30分やっていたなんていうこともあります。また心構えとして修正は必ずあることを考えると「適当にやろう!」と軽い気持ちで始めることも作業開始のハードルを下げることが出来てお勧めです

転職活動の無駄対策 まとめ
  • 転職エージェントはどこでも良いからまずは登録する!
  • 転職活動は口外無用!転職サイトで特定の企業からは職歴を閲覧できない様に設定する!
  • 時間がないことを他責にして嘆かない、少しでもやることが大切!
  • 準備に時間をかけ過ぎない!面接本番の中で学ぶ!
  • 転職活動を忘れない様に、目の入るところに関連するものを置こう!

転職活動でやってはいけないことで検索すると違った内容が多いと思いますが、実際自分が転職した経験の中で心がけた内容をお伝えいたしました。ご参考になれば幸いです。