2DCAD,3DCAD,3Dプリンターなど新しいものが出るたび、習得してきたのですが現代はAIのようですね。
その中でも最近私が面白いと感じているMidjourneyについてご紹介します。ご一読いただくと概要が掴めると思います。
画像生成AIの驚くべき能力とは？
画像生成AIは、コンピュータープログラムの一種で、与えられた情報から新しい画像を作り出すことができる仕組みです。たとえば、山や海の風景やかわいいキャラクターのイラストなど、さまざまな画像を作ることができます。
画像生成AIは、たくさんの写真や絵などのデータを学習して、その中から特徴やパターンを見つけ出します。そして、それを元に新しい画像を考え出すのです。この仕組みを使うことで、AIが自分で絵を描いたり、写真を作ったりすることができるんです。
ただし、AIの画像生成にはいくつかの制限もあります。時には、生成された画像がちょっと変な形になったり、おかしな色になったりすることもあります。また、AIには指示を具体的に教えないと、思った通りの結果が出ないこともあります。
話題の画像生成AIを紹介！
- Midjorney（ミドジャーニー）: 入力となる画像や概要的な指示から、リアルな風景画を生成します。その詳細なテクスチャーや光の表現は、非常にリアルで魅力的な結果を生み出します。
- StableDiddusion（ステーブルディデュージョン）: その特徴は、高品質で安定した画像生成を実現していることです。写真のようなリアルな画像を生成します。高い信頼性と品質のある画像生成が特徴となっています。
AIで描かれた美女のグラビアなどによく使われています。 - DALL-E2（ダリー2）: DALL-E2は、OpenAIが開発した画像生成AIです。DALL-E2は、テキストの説明や指示から、それに合致する画像を生成することができます。そ。DALL-E2は、テキストと画像の関連性を理解し、独創的なイメージを創り出すことができます。
これらの画像生成AIは、それぞれ異なる特徴と能力を持っており、研究やクリエイティブな活動において非常に有用です。それぞれが異なるアプローチや応用によって、多様な画像生成のニーズに対応しています。中でも簡単に始められるMidjorneyについて紹介していきたいと思います。
Midjorneyの魅力とは？
ズバリ！リアルな絵を描くこと
Midjorneyは風景画や都市の風景を作ることも得意です。その特徴は本物みたいなリアルな絵を描くことです。
海や山、町の景色など、いろんな風景をスケッチや指示から作り出すことができます。
ただリアルに再現するだけでなく、独自のスタイルや雰囲気を持った風景も作れることも特徴的です。アーティストやクリエイターは自分のイメージをMidjorneyで実現させたり、イラスト風、絵画風、写真風などの様々なテイストで風景画を作ったりできます。
と言われてもイメージしづらいので次の章で実際に見てみましょう。
例えばどんな指示を出すとどんな結果になるのか？
AIに指示する文章のことをプロンプトと呼びます。
Midjorneyでは日本語のプロンプトは受け付けられません。現時点では、英語の入力にのみ対応しています。
プロンプトを考えた際には英訳する必要があります。通常日本語で書いて、翻訳ソフトやChatGPTに翻訳してもらいますが英訳が意図に沿っているか確認する上でも英語学習は必要になります。
全然英語勉強できてないけど、興味あるよ！という方はこちらの記事をご覧ください。
さて作例のためにプロンプトを用意しました。
「美しい夕暮れの山々を描いてください。空にはオレンジ色の夕焼けが広がり、木々の緑が映える風景を作り出してください。」
↓英訳
“Please create a depiction of beautiful evening mountains. The sky is filled with orange sunset hues, and the green of the trees shines brightly in the landscape.”
そうすると、、、
４枚の絵が生成されました。こちらの中で右下の絵は太陽が山から登ってくる瞬間を捉えています。
こちらについてバリエーション違いを出すこともできます。
山から登る太陽のバリエーションができました。
右下の絵を使いたいと決めたら高精細化をすることができます。
こちらは絵画のような印象のイメージでした写真のようなイメージにしたい場合は先ほどのプロンプトに
4K,Photo realを加えてみましょう
“Please create a depiction of beautiful evening mountains. The sky is filled with orange sunset hues, and the green of the trees shines brightly in the landscape.”4k,photo real
先ほどより写真らしくなりましたね。今度は右上の画像を高精細化して詳細を見てみましょう。
綺麗に描けていますね、本当にすごいと思います。右下に文字が出ていますが、こういったものはCANVAというCANVAはオンラインのデザインツールでを使ったります。またCANVAについては別途記事を書きたいと思います。
使うための準備は？
Midjorneyを使うために用意するべきものです。パソコンやスマートフォン、インターネット接続、そしてDiscordアカウントがあれば、Midjorneyを利用する準備が整います。
Discordは、安全なコミュニケーションと管理のためのプラットフォームです。MidjorneyはDiscordのアカウントを使って、ユーザーを識別し、セキュリティを守っています。
Discordを使うことで、Midjorneyの利用が簡単になります。また、Discordのサーバーに参加することで、他のユーザーとコミュニケーションを取ったり、サポートを受けたりすることもできます。
つまり、Midjorneyを使うためには、最初にDiscordに登録してアカウントを作成する必要があります。
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、一旦Midjorneyを使うにはSNSみたいなものに登録してから使う必要があるんだなと思っていただければと思います。
結局何ができるの？
私はもっぱらブログの挿絵を生成しています。なかなか自分が求める画像を版権フリーの素材から探したり有料画像を購入するのは時間やお金がかかります。ではMidjorneyではお金はかからないのでしょうか？
無料でも使えます！ ただし商用利用には有料プランの購入が必要です
無料でも使えますが、商用利用はできませんのでブログなど自分の発信物に使う場合は有料プランをお勧めします。
一番安いベーシックプランで月額$10ですので（23年6月時点）、１ヶ月試してみるのがよいのではないでしょうか？
次のアクション
Midjorney面白そうに感じていただけたでしょうか？いずれ使用方法も解説したいと思いますが、使用方法の記事はネット検索するとあふれていますので是非「Midojorney 使い方」をコピーペーストで検索かけてみてください！
