Career/Job Change

採用面接 何を準備する?

現在は4社目の私ですが、20代の転職、30代での転職、40代の転職経験があります。

最初の面接日が決まったらやること3選

  1. 経営理念や企業環境から面接での想定質問を作る
  2. 自己分析を行い、想定質問への回答を準備する
  3. 身だしなみを整えておく

①経営理念や企業環境から面接での想定質問を作る

会社のホームページで経営理念や方針をピックアップ

まずは採用試験を受ける会社のホームページで経営理念や方針をピックアップしておきましょう。

概ね、その方針に紐づく質問がなされることが予想されます。

例えば、「お客様の声に耳を傾け〜」というような方針があれば、質問としては「普段業務をされる際に何を意識されていますか?」というような質問が予想されます。もちろん聞きたい答えはお客様のニーズを把握するためのスキルや経験があるかです。

会社の環境を把握しましょう

これは外部の人間が把握するのはなかなか難しいですが、業績動向や売上拡大のために挑戦していることがあれば要チェックです。

例えば、国内事業好調で海外に進出していない企業であれば海外への事業拡大を想定して「海外赴任に興味はありますか?」というような質問もあるかもしれません。もし、あなたが海外に興味があればそのまま、興味があり、なぜなのかを話せば良いと思います。

海外赴任が本心では嫌な場合は「その時の家庭事情にもよりますが、新しいことに挑戦することには興味があります。〜(自分の強みを語る)」のように前向きな発言に転換して答えましょう。

受かりたい場合は間違ってもネガティブな発言はしないほうがよいでしょう。

では、ここまでで経営理念や方針、会社の状況や注力事項を把握できましたので例え話のように質問事項を挙げられるだけ挙げましょう。次の項目で想定する回答を用意していきましょう

②自己分析を行う

職務経歴書を読み返す

すでに面接が決まっているということは、あなたに興味を持つ理由が職務経歴書の中にあったからです。

自分の経歴の中で、各業務にあたっている時に学んだことを書き出してみてください。

そこにあなたの面接官が聞きたい答えがあるはずです。

そして、それを使っていかに貢献するかをアピールしましょう。

例えば経歴の中に技術職を経て企画職に異動した経歴があれば、自社の強みを技術者レベルで把握し、その企業資産を企画に落とし込む事ができるので精度の高い提案が用意できる。という様に自分の強みについて相手が想像したことを想定して自分に当てはまる強みを挙げましょう。

想定した回答は長くない?

想定回答はあれこれ自分の強みを詰め込もうとしたり、やってきた事をクドクドと語っていないでしょうか?

実際の面接で例えば「業績を上げる自信はありますか?」という様な質問が来た場合に「3年前に〇〇という商品の売り上げを上げるために沢山の施策を粘り強く考え、トライアンドエラーを繰り返したところ、メディアで取り上げられたのをきっかけに予定売り上げを超えることができました。諦めずに続ける自信がありす、きっとご期待に応えられると思います。」

、、、おそらく面接官は途中から聞いていないでしょう。

面接とは言え、会話である事に違いはありません。あまりに相手の発言が長いと内容が追えなくなってしまいますし、ストレスがかかります。

ここでは質問の答えを最初に言うことをお勧めします。つまり「はい、業績を上げる自信があります」なのです。

大抵の場合「何故ですか?」などの理由を聞いてくれる質問が来るはずです、そこで強みを語るのは相手の望む発言なので受け入れてもらえるでしょう。

そして、理由も明確に短くが良いでしょう。

「調査、分析を通して施策を実行し製品の予定売り上げ120%を達成した経験から、フレームワークを持っているからです。」

こちらはあくまで一例で具体性に欠けますが、その先に「そのワークフレームとはどういったものですか?」という様に質問が続いて興味を持たれれば、合格は近づいてきています。

短く、相手に聞かれたことを答える様にしましょう。

③身だしなみで弱気にならないように整えておく

服装は前日に決めておく

まずは面接の服装ですが、これは職種によって大きく異なるので一概には言えませんが清潔感はどういった職種でも大切だと思います。襟の黄ばんだYシャツやボロボロのズボンではどういった職場でも「一緒に働きたい」とは思わないでしょう。能力主義の世の中になりつつあるとはいえ、同じような能力の人が面接に来た場合は清潔感のある方を採用されると思います。服装については面接の前日には用意しておきましょう。

翌日面接の朝に焦って自分でも変だなぁと思う服の組み合わせで行ったりすることがないようにしましょう。

自分が自信を持てる、または気にならない服装で面接に向かうように心がけましょう。

美容室に行っておく

髪型も服装と同じく自分が自信を持てるようにしておくことが大切です。面接前に美容室に行っておくことで清潔感は保たれると思います。

急に変わった髪型にして面接当日に髪型のセットが決まらないなんて事がない様に気をつけます。

そういった意味ではいつも通っている美容室で、いつもの美容師さんにお願いするのが良いでしょう。

面接当日にしっかり自分が髪型をセットする時間や整髪料がはっきりとわかっている状態ににしましょう。

QBハウスや10分-20分のクイックカットでも自分が自信を持てるならば清潔感を保つという意味では大変有効です。

そういったお店では、髪型を変えるというよりも現在の髪型を少し前に戻す様な感覚で切ってもらうこともできますので

面接前の忙しい時に利用するには最適です。しかし、一回も行ったことがないのに行って思ってた感じと異なり自信を失うことがない様に面接などがない時に一度足を運んでおくことをお勧めします。

爪は意外と見られている

爪は伸びすぎていると不潔感があります。面接の時は膝の上に手を置いていることが多いと思いますが、手振り身振りを加えて話す時に爪が汚かったり、伸びていると不潔感をアピールしてしまいます。特に接客業では意識されると思いますので

注意をしましょう。私も販売員をした時に、何かをお客様にお薦めする際に爪が伸びている様なことがない様にと言われたことがあります。お客様はお薦めしている商品とあなたの手を見てます。という教えがありました。

終わったらやり取りをメモしておく

面接が終わった後は様々な感情が芽生え、動揺することもあるかもしれません。またはうまく行った!と既に気分が高揚しているかもしれません。

しかし、待ってください、まだ転職活動の道半ばのはずです。落ち着いて喫茶店にでも入り直ぐに面接でのやり取りをメモしましょう。

そして、どう答えたらより良かったのか?質問の意図は捉えられていたか?をレビューをしましょう。面接のたびに得たものを積み重ねることが転職活動の時間を縮めてくれます。

是非、面接が終わった後にもこちらのブログを開いて思い出してください。

自分の場合は面接や転職活動を進める段で心を落ち着けるのによく読んだ本がありますのでご紹介しておきます。

なお、一度で合格すればそれに越したことはありませんが面接慣れもありますし積み重ねが効いてきて採用に至ることもあります。いきなりド本命の企業を受けることがない様にしましょう。

次のアクション

では早速、受ける会社について調べて想定問題を作りましょう。そして、回答は自分の職務経歴書から強みを端的に伝える準備をしましょう。

そこまで来たら、もう後は身だしなみを整えて、面接の時間に余裕を持って出かけるだけです。

もし、まだ転職活動したいけど出来てないかたは下記の記事を参考に転職エージェントに登録する事をおすすめします。

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